19、機械鎧_その後。


オマケ。


「ぎゃーーーー! 腹に顔を押し付けるな!」
「だって君、暖かいから。」

滅多にないチャンス。
堪能すべきだ。
スリ、と顔を寄せると、両手で引き剥がそうとされる。

「ドサクサに紛れて、ケツ触るんじゃねぇ!」
「君が私を離そうとするから、咄嗟にしがみ付いただけじゃないか。」

態とだけれど。

「変な所に息を吹き掛けるな!!」
「息をするな、と言うのかい。」

ちょっと感じてくれれば良いな、と思っているけれど。
悪戯心で、鼻先で少し刺激を与えた。
熱い息を添える事も忘れなく。

「・・・っんぁっ!」

思わず洩れた声に少年は口を押さえて。
大人はしめた、と再度顔を寄せようとして。

「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ! くたばれ!この変態っっっ!」

ドカっ。

思いっきり、床に突き落とされた。

真っ赤な顔をして、ドスドスと足音荒く、部屋を出て行く少年。


後に残された大人は。

「母親にされた記憶もないのに、君が優しいから。」


あんなにこそばゆい時間だとは。
照れるじゃないか。

「さて、ご機嫌直しに、シチューの美味しい店でも予約しようかね。」

床に落ちた本を拾って、クス、と微笑った。




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オチでも何でもなくてスマセン。
品なし・・・。

2006.10.15